最近サウナブームが到来しているなかで、みなさん疑問に思っているであろう事が
・冷たい水風呂に入って何が良いの?
・そもそも”ととのったー”ってなに?
いろんな疑問があると言う方も多いと思いますが、

「超絶ととのうサウナの入り方」を解説していきたいと思います!
はじめに
僕も昔、サウナは大人が暑さを我慢して汗をかくような場所という認識でした。
いわゆるオッサン蒸し器みたいなイメージで絶対に入ってたまるか!って思ってました。
何度か入った事がありましたが、当時は友人と我慢大会みたいな感じで入ったりした程度。
水風呂も興味本位で足首まで浸かるか、友人と行った時に罰ゲームで入るくらいの用途しかありませんでした。
しかしながら、数年前に正しいサウナの入り方(ととのい方)を知ってからは完全にサウナの虜になってしまい、もう抜け出せる事ができない境地に至っております。
・嫌なことを忘れたい方
・幸福感に満ち溢れたい方
サウナのメリット
・さっき悩んでいた事が何事もなく感じる
・化粧のノリが良くなる
騙されたと思って下記の手順通りにサウナに入っていただくと、新しい世界が見えます。
ではどうぞ!
サウナのサイクル

汗もよく出るよ!
- STEP.1サウナ
80~100度の室内で5~12分入ります
もう限界かも!ってところから1分我慢するとベスト!(無理な我慢は禁物です)
無茶すると熱中症になります。 - STEP.2水風呂
1~5分入ります。肩まで入って5秒だけ我慢したら徐々に温かくなってきます
水風呂も施設によって温度が違うので目安は脈拍が通常に落ち着いたら出てOKです。
5分はかなりの熟練者でないと危険です。 - STEP.3休憩
5~10分。露天のデッキチェアや座れるスペースでなにも考えず、目を瞑って休みます。
ここの快感を求める為に蒸されて冷やされる事が苦になりません。
これを3セットほど繰り返すと“ととのい”を感じることができます。
サウナ→水風呂→サウナ→水風呂
を繰り返している方もたまに見る事がありますが、休憩なしとか勿体ないー!!
そんな僕も初めの頃は休憩を全くせずにサウナと水風呂を行き来していました。
あの時の休憩分を今になって返して欲しいくらい。
次は各ステップ毎に身体がどう言う状況になっているのかを解説していきます!
サウナ
入った瞬間に熱気を感じて「今日もサウナに来れたぁ〜」って実感を得て喜ぶ以外は暑いだけ。
80~100度のサウナに5~12分入ります。(施設によって温度が違うので温度の幅を持たせています)
だんだん身体が暑くなってきて毛穴という毛穴から汗が吹き出てきます。
この時に血流が頭のてっぺんから足のつま先までパンパンに血が巡っています。
心臓もバクバク動いていて、毛細血管も広がり、息は切らしていないものの全速力で走っているくらい辛い感覚です。
無理をすると危険なので異常や違和感を感じた場合は退出してください。
なぜ我慢するかは「水風呂が最高に気持ちよくなるから」です。
水風呂
サウナで血流がパンパンになった身体が水風呂で冷えてくると毛細血管なども収縮します。
低い水温によって毛穴や肌も刺激されるので活性化にもなります。
しかしながら、水風呂が苦手という方は結構多いのではないでしょうか?

入った瞬間は未だに冷たいです。
一気に肩まで浸かって5秒〜10秒じっとしていると、だんだん身体が温かくなってきて冷たさが吹っ飛びます。
サウナで蒸された体温と水風呂の水温がぶつかって身体の周りに膜ができるんです。

漫画:サ道
これを業界用語で「羽衣」と言います。

それを含めて水風呂を楽しめます。
初めは「冷たい」印象から回数を重ねる毎に「気持ち良い」に変わってきます。ガチで。
それは次に待っている休憩の快感を脳が求めているので、当初「冷たい」イメージだった水風呂が「気持ち良いに」変わっているのだと個人的に思っております。
休憩・外気浴

漫画:サ道
ここは露天エリアがある所であれば「外気浴」の一択。
ない場合は浴場内の座れるスペースで休憩を取りましょう。

外気浴+デッキチェアで
“ととのう”のがベスト
この瞬間が1日の中で1番のお楽しみタイムを言っても過言ではないくらい幸せ。
サウナで血流がパンパンに巡り巡った所に、水風呂でキンキンに冷やして血流を収縮させた状態。
人間の身体は冷え切った血の巡りが悪い状態を元に戻そうと常温の場所に戻ってきた時に一気に血流を回そうとします。
サウナに入っている時よりも血が巡って脳にまでしっかり酸素が行き届きます。
デッキチェアに寝転がっているときに心臓の鼓動を感じ、頭がフラフラする感覚が
とてつもなく快感で気持ちよくて最高!
なぜ気持ち良いかと言うと、幸福ホルモンがたくさん分泌されているから
・セロトニン・・・脳内で働く神経伝達物質の1つ。気分や感情のコントロール、精神の安定に非常に深く関わっています。
・オキシトシン・・・「友情・愛情ホルモン」とも呼ばれる。赤ちゃんを抱いたり、犬と目があったり、一目惚れした時に分泌される。
・エンドルフィン・・・「脳内麻薬」と呼ばれるホルモン。モルヒネと同様の働き。内在性の鎮痛薬で多幸感をもたらしてくれる。マラソンのランナーズハイの時にも分泌される。
凄くないですか?
これだけの幸福ホルモンを分泌させようと思うと違法な何物かに手を出さないと普通は無理ではないでしょうか?(手を出したことはございません。)
実際に「いま分泌されてるわ〜」って感じれます。
デッキチェアに寝転んで空を見上げてボーッとする。
日頃抱えているストレスや悩みが一気に空に向かって吹っ飛んでいって脳内が綺麗に整理される。
これを3セット行うことで心身共に最高のコンディションに生き返ります。
さいごに
1度行って“ととのったー”って感覚は味わえることは味わえるのですが、できれば何回か試していただけると更に良さがわかると思います。
まずは家の近くの銭湯などでサウナを入っていただく事から始めていただいて大丈夫です。
そして日本全国には素晴らしいサウナ施設がたくさんあります。
世界のサウナサミットでは日本のサウナの話しをすると「アンビリーバボー」と言われるくらい完成度や機能が豊富です。
僕は休みの日にサウナ遠征と題して九州や関東方面にも訪れています。
ぜひ一度、騙されたと思って試していただければ幸いです!